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イカパターンについて説明します。
私の地域では初夏〜晩秋までシーバスのイカパターンが存在します。
メバルについてはまだ調査中ですが、9月〜12月前半と小イカとメバルのリンクが短いように感じます。
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※メバルの捕食していた子イカ

瀬戸内の偏食パターンと耳にする事もありますので、こちら独特なパターンなのかもしれません。
どの地域でイカパターンが存在するのかという質問にはスミマセンが今の私にはわかりません。
時期的なものも地域で違うと思います。
釣果などの報告はまとめていきますので、いつかそういう発表も出来たらなと思います。
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※写真はWakaika75s

私は10年以上シーバスのイカパターンを意識してやっていますが、現場では視覚的にイカを喰っている!というのはわかりにくく。
ルアーを入れてやって初めて確認出来ます。

恥ずかしい話なのですが、10年以上やって明確なメバルのイカパターンを発見したのが約1年前でして…
つまりイカパターンのメバルを10年以上拾えてなかったという。
今思えばボイルしているのに何しても食わないという状況があったので、イカだったのかもしれませんね。
シーバス用のイカは以前から作っていたお陰で、すぐに45サイズを形に出来たというのが幸いというか…
全く恥ずかしい話です…

他地域でイカパターンの存在があるのか無いのかわからない。
という方には主軸はやはり定番ルアー
定番ルアーで反応が無いのならイカ
という位置で使って頂ければ答えは早く見つかるかもしれません。


先に伝えておかないといけないのが「イカパターンに特化したルアー」だという事です。
私の経験ですが、ベイトのイカを意識していない個体には無反応です。
素直に違うルアーを使用する事を薦めます。

しかし逆を言うとイカを意識した個体には効果抜群です。
シーバスに関しては様々なメーカーのシンキングペンシルやイカカラーのルアーを試しましたがハマり感はありません。
私の感覚ですが、カラーを似せたところでリトリーブアクションやフォール姿勢やスピード、ロールなどがフィッシュテイストなのだと感じます。
ただカラーをクリア調にして目玉を同体に付けたからと言って釣れるという単純なパターンではないと感じます。
使ったルアーを批判しているのではありませんので誤解がないように。
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※写真はWakaika75s


この爆発力を体験してもらいたい…そんな気持ちで一つ一つ心を込めて作りました。

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※写真はWakaika75s

アクションについて説明します。

アクションはアクションさせない事がアピールとなります。
ルアーとしてどうなの?と思うかもしれませんが…説明します。
パッケージ裏面に記述していますが「シルエットで喰わせる」
コンセプト…まさにこれで、水中を漂うイカのように、ソリッドボディ独特のクリア感とフォール感の「シルエットで喰わせる」
そんなイメージで使用して頂きたい。

一つ心配しているのが「アクションしないじゃないか!」と酷評される事。
あくまでもイカパターンに特化したルアー
所謂巻き物のルアーや通常のシンキングペンシルとは全くの別物だとお考えください。
リーリングでのアクション、早巻き、トゥイッチなどは想定していません。
さらに言うと極力アクションが出ないようにしています。
スロー以上のスピードで巻くと横に向いたりバランスを崩します。
他のパターンで誤魔化して釣るような応用力もありません。
「Squid pattern special」なんです。

私に言葉の引き出しが少なく、具体的に言葉で伝えるのは難しいのですが、イメージとしては「沈みウキ」
「フカセ釣り」と言った方がイメージしやすいかも知れませんね。

私なりの言葉で説明させてもらいます。
まず、活性の高い個体にはスローに引き波を立てて引いてやれば海面を割って食い上げてきます。
問題は活性の低い個体や沈み気味の個体へのアプローチ
①着水→任意のレンジまでテンションフォール
(この時も喰ってくる事が多いのでレンジを探るのも有効です)
②出来るだけ水平に動かすようイメージして、ロッドをゆっくりリフト
③ティップをゆっくり下げながらリフトの半分くらいをリールで回収してやり、微妙なテンションフォール
(微妙なテンションというより、ラインのたわみをコントロールというのが良いかもしれません、ロッドに対してのテンションだと引っ張り過ぎ)
①〜③の繰り返しで、リフトのスピードやテンションをコントロールしてスイッチを入れてやってください。
ルアーはアクションしない、移動はアングラー、そんなイメージ

これでないと釣れないという訳ではありませんのでご安心を(笑)
わからないという方は難しく考えずに、スローに引いて止める。
これだけで釣れると思いますし、釣っている内に私の想い考えが伝わると思います。

他にも仲間内では「放っとけ」と呼んでいるパターンがあるのですが、まさに放置。
潮上にキャストしてテンションフォール
明暗にキャストしてテンションフォール
壁際にキャストしてテンションフォール
これが抜群に効く日もあります。

他にもこんな喰わせ方した!という方は連絡頂きたいです。

最後に強度について理解してもらいたい部分があります。
素材はアクリル樹脂を使用しています。
正直な話、市販されているハードプラグと比べるとお世辞にも強いとは言えません。
テール形状を絞ったデザインもあり、ストラクチャーにヒットすると割れてしまう事があります。
強度≒価格
そう感じる方も居るかもしれません。
しかし、比重を計算して狙った訳では無いですが、結果的に絶妙なフォール感を演出しているのだと感覚的に感じます。
独特のクリア感…中空ボディーのルアーとでは水中で見え方は随分違うと思います。
バルサよりのハードプラグ、そう思って頂ければ有り難いです。

どうかご理解の上で使用してください。

文章が下手で申し訳ありません。

他に疑問や質問がありましたらご気軽にメールください。